ナイジェリア向け車載型浄水装置用RO膜、UF膜の納入について

Apr.19, 2021

                                   
メンブレン事業第3部


 ナイジェリアで難民救助・給水活動行うための車載型浄水装置に、東レRO膜、UF膜を納入しました。
 始まりは2016年のODA案件で、当社のRO膜、UF膜を搭載した車載型浄水装置をエンジニアリング会社の株式会社エムテックが製作し、2018年に現地で活動を開始しました。
 

 ナイジェリアでは雨季に洪水災害が多数発生し、水を介する感染症(コレラなど)が蔓延します。加えて上下水道の未整備な場所が多く、車載型の浄水装置が同国で活動することになりました。
 2019年11月に発生した洪水災害時には本装置が難民救助・給水活動に貢献しました。

                                   

 この活躍ぶりがナイジェリア政府の評価を得て、2020年に本装置が再度納入されることになり、再び東レRO膜を本浄水装置向けに納入しました。

                                   

 この案件を通じて安全な水を必要としている国へ供給する活動に参加できたことは喜ばしいことです。
 ”Materials Change Our Lives”、東レは水処理膜を通じて生活環境の改善に貢献します。 

                                   
                                   

今回採用されたRO・UF膜

RO膜

品種 TM720D-400
特徴 かん水淡水化に優れ、 塩素濃度0.1ppm以下での使用が可能
有効膜面積 37m²
塩除去率 99.8%
透過水量 41.6m³/d

*評価条件(給水圧力1.55MPa、温度25℃、濃度2,000mg/l NaCl、回収率15%、pH7)

UF膜

品種 HFU-1020N
特徴 PVDF(ポリフッ化ビニリデン)膜を使用し 物理的・化学的強度が高い
公称孔径 0.01μm
有効膜面積 29m²
ろ過方式 外圧全量ろ過方式
最大給水圧力 300kPa

以 上